Webライターが得る報酬は、クライアントが求めるクオリティの記事を納品することで発生する仕組みです。クライアントによって設定している報酬額が異なるため、Webライターが1記事あたりいくら稼げるかは個人差が大きくなります。
「初心者はいくらぐらい稼げる?」「他のライターさんはどれくらい稼いでいるのかな…」と気になっている方は、報酬相場をチェックしておきましょう。
今回は、Webライターは1記事あたりいくら稼げるのか、報酬を決める要素と初心者Webライターが報酬額をアップさせる方法も紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
Webライターとは?仕事内容と報酬の関係
Webライターとは、インターネット上のさまざまな記事を執筆する仕事、またはその仕事を行う人を意味する言葉です。ウェブサイトが一般的になり、SEO(検索エンジンで記事を上位表示させるための施策)が重要視されるようになったことでWebライターの需要が一気に拡大しました。
Webライターという働き方が多くの人々に知られるようになったのは2000年以降です。時代の流れとともに、Webライターに求められるものは「記事の量産」から「読者・検索エンジンに評価される記事の執筆」へと変化しました。
AI技術が進化する現代において求められているのは、「専門的な知識やスキルを活かしつつAIと共存するWebライター」です。
ウェブサイト・ブログ・SNS・動画プラットフォームなど、今後もさまざまな場面でWebライターの活躍が期待されています。ニーズに合う記事が書けるかどうかによって、Webライターの報酬額も大きく変わっています。
Webライター1記事いくら?報酬額を決める3つの要素
「Webライターの報酬は1記事いくらなのか?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。実際のところ、1記事あたりの報酬額はクライアント側が自由に決定できます。いくつかの要素が組み合わさって報酬が決まっているので、まずは仕組みを把握しておきましょう。
ここでは、Webライターの報酬を決める際にポイントとなる要素を3つ解説します。
ジャンルの難易度
Webライターの報酬額を決める要素の1つに、ジャンルの難易度が挙げられます。専門知識やスキルが求められるジャンルは、報酬額が高い傾向にあります。
難易度別の主なジャンルは、次の通りです。
| 報酬額 | 主なジャンル |
|---|---|
| 高い | 金融・法律・医療・健康・IT |
| 低い | エンタメ・ライフスタイル・旅行・グルメ |
医療や健康ジャンルのライティングには、薬機法や景品表示法への理解が必要です。金融ジャンルは専門知識が求められるため、FP(ファイナンシャルプランナー)や会計士などの有資格者が優遇されます。Webライター初心者でも、ジャンルに関連する資格や知識があれば高報酬の案件も狙えるでしょう。
1文字あたりの単価
Webライターの報酬額は、「1文字あたりの単価=文字単価」で計算するクライアントが多く見られます。経験値やスキルが高いWebライターに対しては、高い文字単価を提示することがあります。
Webライターの経験別に見る文字単価の相場は、下記の通りです。
| Webライターの経験 | 文字単価の相場(1文字) |
|---|---|
| 初心者Webライター | 0.5~1円 |
| 中堅Webライター | 1~3円 |
| 専門Webライター | 3円以上 |
案件スタート時は文字単価0.5円だったとしても、記事のクオリティや継続期間によって1円以上にランクアップしてもらえる可能性があります。クライアントとの関係性が十分築けている場合は、Webライターの文字単価をあげるために単価交渉も検討してみましょう。
※案件やジャンルによっては、初心者Webライターでも文字単価1円以上からスタートできるケースもあります。
こちらの記事では、単価交渉に使える文章例を紹介しています。単価交渉をする際は、ぜひ参考にしてください。
1記事あたりの文字数
Webライターの1記事あたりの報酬額は、「文字単価×文字数」で計算されるケースが一般的です。例えば、「文字単価1円で3,000文字以上」の場合は、報酬額は3,000円となります。3,000文字でも3,000円、3,500文字でも3,000円、最低文字数をオーバーした部分には基本的に追加の報酬は支払われません。
Webライターが執筆する記事の文字数は、ジャンルやクライアントの意向によって異なるものの、2,000~5,000文字で構成されていることがほとんどです。文字数が短すぎると読者が求める情報を十分に含めることができず、長過ぎれば読みにくさや分かりにくさを招きやすくなるためです。
【初心者向け】Webライター1記事あたりの報酬相場
初心者Webライターが2,000~3,000文字の記事を文字単価0.5~1円で執筆する場合、1記事あたりの報酬相場は1,000~3,000円です。1か月あたりの報酬額は、月に何本書けるかによって変わります。
記事本数別に報酬額をシミュレーションしてみます。
| 執筆本数 | 1か月あたりの報酬相場 |
|---|---|
| 1~5本 | 1,000~15,000円 |
| 5~10本 | 5,000~30,000円 |
| 10~15本 | 10,000~45,000円 |
| 15~20本 | 15,000~60,000円 |
Webライターを始めて間もない頃の報酬額は、月数千円~1万円ぐらいです。

本数が増えるごとに、報酬額は確実に増えていくよ!
クラウドソーシングを利用する場合は手数料が差し引かれる
「ランサーズ」「クラウドワーク」などのクラウドソーシングサービスを利用して仕事を受注する場合は、報酬額からシステム手数料が差し引かれます。手数料の割合は利用先によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
各社のシステム手数料の割合は、下記の通りです。
| サービス名 | システム手数料 |
|---|---|
| ランサーズ | 16.5% |
| クラウドワークス | 20%(報酬額10万円以下の場合) |
| ココナラ | 22% |
| クラウディア | 15%(報酬額1~50,000円の場合) |
ランサーズを例に挙げると、報酬額が10,000円の場合は「10,000円×16.5%=1,650円」がシステム手数料として差し引かれて手取りは8,350円となります。また、指定口座へ出金するには、振込手数料が別途発生します。楽天銀行への出金手数料は110円、それ以外の銀行は550円です。
Webライターが収入額をアップさせる方法
Webライターが収入額をアップさせる方法は、次の3つです。
- 執筆本数を増やす
- 慣れてきたら単価交渉をする
- 難易度の高い案件にチャレンジする
- 手数料が安いクラウドサービスを利用する
作業時間を確保して執筆本数を増やせば確実に収入を増やせます。作業時間を増やすことが難しい場合は、文字単価を上げてもらうか難易度の高い案件にチャレンジする方法がおすすめです。
ライティングに活かせる資格を取得したり知識を深めるために勉強したりすることも効果的です。資格や経験をアピールすることで、高単価案件も狙いやすくなります。
クラウドサービスを利用する場合は、手数料も比較して選ぶことも大切です。フリーランスと企業のマッチングを行う「エニィクルー」は手数料が無料、積極的な受注活動がしやすい「クラウディア」は報酬額1円~5万円までは手数料15%で利用できます。
強みを増やしてWebライターとしての価値を高めよう
Webライターは、今後もさまざまな場面で活躍が期待される仕事です。強みがあるWebライターは1記事あたりの報酬額が高くなりやすいため、自分の経験や知識を活かせるジャンルで案件を探しましょう。
とくに副業ライターや主婦(主夫)ライターは、専業ライターに比べて執筆に使える時間が限られます。効率良く稼げるように、Webライターとしての価値を高めることも意識しましょう。

