Webライターが見聞きすることが多い言葉に、「文字単価」があります。報酬が作業量に見合っているかをイメージする上で、「1文字いくら」は1つの指標になります。文字単価が高くなれば、限られた時間で高収入を得ることが可能です。
この記事は、Webライターとして活動を考えている方や、すでに活動している方に向けて、文字単価の相場や単価交渉の手順、高単価案件を維持するためのポイントを解説します。興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも「文字単価」って何?
文字単価とは、1文字あたりの報酬額を意味する言葉です。「報酬額÷文字数」で求めることができ、報酬額が3,000円で文字数が3,000文字の場合、文字単価は1円となります。
文字単価は記事執筆を依頼する側が設定するのが一般的ですが、「3,000文字×3本で9,000円(@1円)」「5,000文字×2本で20,000円(@2円)」のようにライター側がスキルに価格を付けて出品するケースもあります。
文字単価〇円と設定されている案件は、基本的に指定文字を超えた分に追加で報酬が発生することはありません。@1円で3,000文字を書いたら3,000円、3,500文字書いても3,000円です。
文字単価の相場
文字単価は、ライターの経験やスキル、記事の内容やクライアントの予算によっても大きく異なります。
以下の表は、一般的な文字単価の相場を示しています。
| 初心者Webライター | 0.5~1円 |
| 中堅Webライター | 1~3円 |
| 専門Webライター | 3円以上 |
未経験のライターは、1文字0.5~1円程度からスタートして経験を積むことで単価が上がる傾向にあります。クライアントによっては、記事の出来やSEO効果によって単価アップを検討してくれることもあります。
より専門的な知識やスキルを持つライターは、1文字3円以上の高単価を得ることも可能です。
【Webライター歴10年】文字単価の変動を振り返る
私自身、Webライターとして10年以上の経験がありますが、文字単価は時代とともに変動してきました。
ここからは、これまでの文字単価の変動と利用してきたサービスを簡単に説明したいと思います。
Webライターを始めた頃は、ポイ活サイト「げん玉」の姉妹サイト「クラウド」で記事を書いていました。当時の文字単価は0.2~0.5円、今思うとだいぶ単価が低く設定されていたことが分かります。それでも、隙間時間でお金が稼げるのは嬉しかったです♪
下の子どもが小学校に入学した頃、「サグーワークス」の利用を開始しました。独自のランクアップシステムがあり、プラチナライターに合格してからは@1円以上の案件も対応できるようになりました。
「ランサーズ」はとにかく案件の数が多く、文字単価の幅も広いことに驚きました。利用開始から7年間の中で1番文字単価が高かったのは@3.7円でした。ただし、企画・構成の作成も含めた金額です。
クラウドソーシング「ランサーズ」会員募集 (無料)「エディトル」は「サグーワークス」の運営会社が立ち上げた編集チーム構築サービスです。資格を活かした記事執筆の案件があり、@5円になったときは感動しました♪
初めての頃は、1文字0.5円程度でしたが、経験を積むにつれて単価が上がり、@5円以上の案件も受けられるようになりました。

文字単価はライターの成長とともに変わるため、常にスキルを磨きながらコツコツ続けることが大事だね。
文字単価がアップするタイミング
文字単価がアップするタイミングはいくつかあります。
たとえば、
- 自分から単価交渉をしたとき
- 高単価な案件を受注できたとき
- クライアント側から単価アップの話がでたとき
などのタイミングが考えられます。
現実的なのは、自分からアクションを起こした場合と、高単価な案件に応募して受注できた場合の2つです。実績を積んでいる場合は、クライアントに対して自信を持って単価交渉してみましょう。こなす案件数が多いと新しい案件の開拓を後回しにしがちですが、文字単価を上げるには積極的に今より条件がいい案件を探すことも大切です。
クライアント側から単価アップの話が出ることはごく稀です。…が、可能性はゼロではありません。
いつも良い記事を執筆頂いていることに感謝の気持ちをこめて、わずかで恐縮ですが、原稿単価を7月分からアップさせて頂きたく存じます。
私自身、クライアントからこのようなメッセージををいただいて文字単価が上がったこともあります♪
仕事が評価されている証拠ですので、単価アップのお話があった場合は感謝の気持ちを持って受け入れましょう。
【3STEP】Webライターが単価交渉する手順
執筆文字数が多いほど、1文字あたりの単価が少し変わるだけで月収が大きく変わってきます。単価交渉をスムーズに進めるためにも、事前準備はしっかり行っておきましょう。
以下の3つのステップを参考にして、計画的に交渉を行うことがポイントです。
STEP①:実績を積む
Webライターとしての実績がないままだと、既存のクライアントに単価交渉をしても高単価な案件に応募しても失敗してしまう可能性大です。まずは、実績を積むことから始めましょう。
質の高い記事を執筆し、「クライアントからの信頼を得る」「魅力的なポートフォリオを作る」ことは、大事な交渉材料になります。
STEP②担当者に希望単価を伝える
クライアントとの信頼関係が築けたら、相手の予算やニーズを考慮して希望単価を伝えます。金額はできるだけ具体的な数字を出しましょう。希望単価の根拠もあるとクライアント側も検討しやすくなります。
ポイントは、「丁寧な言葉遣い」「謙虚さ」「低姿勢」です。今後も良好な関係を続けたいことをしっかりと伝えましょう。
以下の記事では、単価交渉に使えるテンプレートを紹介しています。
STEP③単価アップなら継続、NGなら思い切って断る
単価アップの提案が受け入れられた場合は、継続して仕事を行いましょう。
残念ながら希望が通らなかった場合は、思い切ってその案件を断ることも選択肢の一つです。これまでの単価続けることもできますが、自分の価値に見合う案件を探すほうがWebライターとしての成長につながる可能性があります。
単価アップが受け入れられた場合もNGだった場合も、時間を割いて検討してくれたことに対してしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
高単価な案件をキープし続けるためのポイント
せっかく高単価な案件を受注できても、その後の仕事ぶりや対応によっては単価が下がったり契約が打ち切られたりすることもあります。
高単価な案件を維持するためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 納期は厳守!
- クライアントとのやり取りは円滑に
- 「慣れ」に注意!常に品質の良い記事を書く
納期を厳守することは、クライアントとの信頼関係を築く上で非常に重要です。遅延が発生すると信頼を失う原因となるので、1つ1つの作業を計画的に進めましょう。
また、クライアントとのコミュニケーションを円滑に行うことも大切です。疑問点や判断に迷うことはそのままにせず、早めに連絡を取って解決することで解釈のズレを防げます。
継続案件は執筆ルールが大きく変わることがないため、「慣れ」によるミスが起こりやすくなります。「読者をイメージしてクライアントの要望に沿った高品質な記事を書く」という初心を忘れずに記事と向き合いましょう。
クライアントの期待を超える成果を出すことができれば、さらに単価アップする可能性もあるでしょう。
Webライターの単価交渉はタイミングと勇気がカギ!
1文字あたり3円以上でWebライターに仕事をしたいと思ったとしても、実績がない状態でチャレンジしてもなかなかうまく行きません。初心者Webライターの文字単価相場は@0.5~1円なので、まずはここから始めて少しずつ実績を積んで単価アップを目指していくことがポイントです。
いざ単価を上げてもらうとなると、「交渉って難しそう…」「ダメだったらどうしよう」など、いろいろと考えてしまいます。クライアント側から単価アップの話を振ってくれることはほとんどないので、勇気を出して自分からアクションを起こしてみましょう。


