インターネットでランサーズを検索すると、「稼げない」「やめとけ」などネガティブなキーワードを目にすることがあります。ランサーズに興味を持って検索したものの、不安を感じてしまったという方もいるかもしれません。
今回は、これからランサーズを使ってみようと思っている方やランサーズを利用しているが「稼げない」と感じている方向けに、サービス内容や実際に使ってみた感想について解説します。稼げないと言われる理由と稼ぐためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
そもそも「ランサーズ」とは一体どんなサービスなのか
ランサーズはクラウドソーシングサービスの1つで、ランサー(受注者)は副業・在宅・委託・フリーランスの仕事を探すことができます。フリーランスや副業を希望する人々がさまざまな仕事を受注できるプラットフォームです。
2008年4月に設立してからこれまで、17年以上にわたって多くのランサーや企業・個人の受注者に活用されてきました。累計登録者数は264万人、営業利益は前年同期比+0.5億円と増益しています。
(参考:ランサーズ株式会社「2025年3月期第2四半期決算説明資料」)
サービスの概要
発注者は、仕事依頼をして応募者の中からランサーを選んで依頼します。また、ランサーが出品したパッケージを選んで仕事を依頼することも可能です。
評価システムが導入されており、ランサーと発注者が双方の実績やスキルを確認した上で仕事を始められるのが特徴です。
ランサーズを利用して仕事の発注・受注をする場合、システム手数料がかかります。サービス品質の維持やプラットフォームの維持などの充てられます。
ランサーズのシステム手数料は、下記の通りです。
| ランサー | 16.5% |
| 発注者 | 5.5% |
プロジェクト、コンペ、タスクなど、すべての方式でシステム手数料は一律となっています。ランサーの手取りは、契約金額に16.5%をかけた手数料を差し引いた金額となります。
ランサーズへの登録は無料なので、これからWebライターを始める方は登録だけでもしておきましょう。
クラウドソーシング「ランサーズ」ランサーズのメリットとデメリット
ランサーズには多くのメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。デメリットに感じるかどうかは人によって異なりますが、どのようなメリット・デメリットがあるのか知っておくことも大切です。
ランサーズの主なメリット・デメリットは、下記にまとめています。
- 多種多様な案件が揃っている
- 自分のペースで無理なく働ける
- 評価システムのおかげで信頼性が向上する
- 競争が激しい
- 低単価の案件が多い
- 実績がないと受注が難しい
ランサーズは知名度が高くさまざまな案件が集まっているのが強みです。ただし、登録者数が多い大手なので競争率は高くなります。
低単価の案件が多いのも事実ですが、パッケージ出品なら自分で料金を設定できるので、アプローチ次第では高単価の案件も狙えるでしょう。
【利用歴7年】開始から現在までの道のり&実績
私は2018年10月にランサーズを使い始めて、現在は利用歴7年の「認定ランサー」として活動しています。元々は「サグーワークス(2024年3月末に終了)」でライターをしていました。案件が枯渇することが増えたので、新しい案件獲得の場としてランサーズを選びました。

選んだ理由は「目についたから」…笑 気になったらやってみる!ぐらいのフットワークの軽さが大事だと思っています♪
ここからは、ランサーを長く利用している認定ランサーの開始から現在までの道のり&実績を紹介します。
初めての仕事は「飲食店紹介記事(文字単価0.5円)」
Webライターとしての実績や経験があっても、ランサーズの中では当然「実績ゼロ」です。文字単価1~2円の案件に提案するも全落ち…。実績・評価がない状態では提案が通りにくいと思い、文字単価0.5円の案件にチャレンジすることにしました。
その結果、ようやく飲食店紹介記事(文字単価0.5円)のライティング案件を獲得! 本当に嬉しかったです。
そのときの提案文がこちらです↓
はじめまして、webライターをしているyuraneです。
■経歴
〇〇地方出身、神奈川県在住です。
会社員〇年
主婦〇年
ライター歴1年半
■実績・得意
他サイトでライター経験が1年半あります。企業の商品説明や紹介文の執筆経験あり。
■自己PRポイント
ランサーズは初心者ですが、他サイトにて1年半ほど執筆活動を続けてきました。「読みごたえがあって読みやすい文章」を心がけています。
決まり次第、すぐに対応可能です。
機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

7年前の提案履歴がランサーズのマイページに残っていることにびっくり!
開始から3か月で売上6万円達成
ランサーズの利用開始から3か月後に売上6万円を達成しました。ただし、システム手数料が引かれて手取りは約5万円でした。当時のシステム手数料は最大20%だったので、引かれる金額も大きかったです。
「ランサーズは手数料が高い」という口コミを見ることがありますが、昔に比べると低くなっています。システム手数料改定のお知らせを読んだときは、嬉しかったですね~。
売上6万円を達成したものの、月によっては1~2万円台ということも。単発の案件が中心だったので、月によって売上額にはばらつきがありました。
開始から半年で継続案件を受注
ランサーズの利用開始から半年後に、継続案件を受注できました。月5~10本の目安はありましたが、自分のペースで執筆OKだったので時間があるときは10本以上書くこともありました。複数のクライアントから継続案件をいただくことができたこともあり、売上が安定しました。
このときのクライアントは、今年の初めぐらいまで5年ほどお仕事をいただいていました。残念ながらクライアント側の事情で終了となりましたが、読者の役に立つコンテンツを目指す姿勢からたくさんのことを学ばせていただきました。
現在は新たな継続案件に挑戦中
今年に入って、継続案件の終了が続きました。残った継続案件をこなしつつ、今は新しい案件を獲得するべく提案を続けています。単発の仕事でも丁寧に向き合うことで、継続につながることもあります。
数年ぶりに案件に提案してみて、提案数が多いことに驚きました。以前の提案数は15件ほど、多くて20件でしたが、今は20件以上が当たり前、最近応募した中で1番多かったのは84件でした…。
ランサーズが「稼げない」と言われる理由がなんとなく分かる気がしました。
「ランサーズ=稼げない」と言われる理由は3つ
ランサーズを利用したことがある人が「稼げない」と感じる理由はさまざまです。理由を知ることで対策を講じやすくなり、稼げるWebライターを目指すことが可能になります。
ここでは、なぜランサーズが稼げないと言われるのか、主な理由を3つ仮設します。
実績があるライターが有利である
発注者は、コストに見合った記事を書けるライターを見つけたいというのが本音です。思っているクオリティと違う納品物が上がってきた場合、修正の手間と時間がかかります。
その点、実績があるライターなら修正のリスクを減らせるため安心して任せることができます。実績があるライターが有利なため、初心者や実績が少ないライターにとっては稼げないと感じる場合があります。
誰でも最初は初心者なので、まずは最初の一歩を踏み出せるかが大事になってきます。最初は高単価を狙わずに、文字単価0.5~1円ぐらいの案件から始めてみましょう。
ライバルが増えて提案が埋もれてしまう
副業を認める企業が増えたこともあり、Webライターを始めた方はググっと増えた印象です。1つの案件に何十件も提案が集まるケースもめずらしくありません。ライバルが増えたことで、提案が埋もれてしまうのも受注につながらない理由の1つです。
「提案の質が低い」「独自性を出せていない」という場合は、せっかく発注者の目にとまってもスルーされてしまいます。提案が埋もれないようにするには、いかに自分の強みを伝えるかがポイントになります。
また、数回提案して通らなかったから「稼げない」とあきらめてしまう方もいます。時間と労力はかかりますが、あきらめずに続けることはとても大切です。
専門的な知識やスキルを求める案件が増えた
近年、専門的な知識やスキルを反映させた記事を書けるライターを求める案件が増えています。生成AIを活用して記事を作成するケースも増えていますが、専門性の高い記事は実際に経験して得た知識やスキルがなければ書けないこともあります。
「強みとなる専門分野がない」「ライター経験がない」という方は、稼げないと感じる可能性があるでしょう。
ただし、体験記事や初心者OKのYouTube台本など、専門的な知識がスキルがなくてもチャレンジできる案件もあるため、自分にぴったりの案件が見つかれば十分稼げるでしょう。
ランサーズで稼ぐならライバルに差をつけることが大事!
ランサーズで稼ぐには、ライバルに差をつけることが必要不可欠です。数多く集まる提案の中で埋もれないためにも、できることを1つ1つこなしていきましょう。
ランサーズで成功するためのポイントは、次の通りです。
- プロフィールを充実させる
- 提案の質を高める
- 自分の強みを明確にする
- ネットワークを広げる
プロフィールの項目は、できるだけ埋めるのがポイントです。プロフィールはランサー選びで必ずチェックされます。
何が得意でどんな記事が書けるのか、記事を書くときにどんなことを意識しているのかなど、「この人に依頼したらどんな記事になるのか」をイメージできる内容が理想です。ポートフォリオを作成しておくのもおすすめです。
提案の質を高めるには、発注者が知りたいことにしっかりと答えることがポイントです。特に「応募時に提示してほしい内容」は書き漏れがないように注意しましょう。
自分の強みがある場合は、プロフィールや提案に記載することも効果的です。特定の分野に特化することで、競争を減らすこともできるでしょう。
SNSやブログをやっている場合は、自分がどんな活動をしているかアピールするのもよいでしょう。思いがけず仕事につながることもあります。
ランサーズで稼ぐなら案件獲得につながる準備をしよう
ランサーズは稼げないというイメージを持つ方もいます。しかし、「稼げない人もいれば稼げる人もいる」のが真実です。なぜ稼げないのか理由を知って対策することで、今からでも十分稼げるチャンスはあります。
オンライン講座や書籍で学ぶなど、Webライターとしてのライティングスキルを高めることも大切です。ランサーズで稼ぐなら、まずは案件獲得につながる準備をしましょう。

