Webライターの仕事は、「胡散臭い」「怪しい」と言われたり周りから「大丈夫…?」と心配されたりすることがあります。Webライターの仕事に興味を持っている人にとっては、不安になる言葉ばかりです。
一方で、Webライターは副業として人気がある仕事でもあります。Webライターで稼ぎたいと思っている人は、まずはなぜ胡散臭いと言われるのか理由を知っておきましょう。
今回は、Webライターにネガティブなイメージが生まれる理由、怪しい案件に引っかからないためにWebライターが知っておくべきポイントについて解説します。
胡散臭いと「言われる仕事」「言われない仕事」
「胡散臭い」と言われる職業は、Webライター以外にもいくつかあります。
胡散臭いと言われる仕事と言われない仕事の具体例は、下記の通りです。
| 胡散臭いと言われる仕事 | 胡散臭いと言われない仕事 |
|---|---|
| 〇〇コンサルタント | 医師 |
| クリエイター | 教師 |
| 投資アドバイザー | 事務職 |
| 探偵 | IT・Web関連の技術職 |
Webライターもクリエイターに分類されます。
ネットワークビジネスや投資関連の仕事は、特に胡散臭いと言われやすい傾向にあります。コツコツと実績を積んでいる人や誰かのために目的をもって働いている人も大勢いるのですが、何をやっているのかイメージしにくい仕事は怪しいと思われがちです。
一方で、医療や教育などに関連する仕事は信頼されやすいのが特徴です。収入が安定していることもポジティブな印象につながっていると言えます。
Webライターが胡散臭いと言われる主な理由
人々が「Webライター=胡散臭い・怪しい」と思う理由には、「なんとなく」という感覚的な理由、経験・行動が伴う具体的な理由の2つがあります。
根拠のない「なんとなく胡散臭い」は気にするに値しません。ただし、経験・行動から思う「胡散臭い」に関しては学ぶべきことがあるので、参考にする価値ありです。
ここでは、Webライターが胡散臭いと言われる主な理由を4つ紹介します。
Webライターについて詳しく知らない人が多い
Webライターという職業は、インターネットが普及して以降に誕生した職業であるため、数十年の歴史しかありません。まだまだ歴史が浅く、一般的に知られていない部分が多い仕事です。
「どんなスキルが必要?」「どうやって収入になるの?」「何をやってるの?」と、とにかく分からないことだらけの職業なのです。
多くの人は、分からないことに不安を感じたり新しいことにとりあえず拒否反応を示したりします。「なんとなく胡散臭い」も、Webライターについて詳しく知らないからこそ感じる気持ちと言えるでしょう。
とはいえ、たとえ「Webライターは基本的な日本語力と文章力があれば誰でも始められて、クライアントが求める記事を提出することで売上が発生するよ」と説明したところで、一度感じた「胡散臭い」「怪しい」はなかなか払拭できないのが現実です。
失敗や挫折をする人が多い
Webライターは収入が不安定であるため、成功する人と失敗する人の差が大きくなりやすいのが特徴です。失敗や挫折をする人を見て、「やっぱり怪しかった」「やっぱりうまく行かないんだ」と思ってしまう人もいます。
Webライターとして成功するには、一定のスキルと経験が必要です。初心者がすぐに結果を出せるものではなく、コツコツ努力を続けることで成果が現れてきます。
中には、Webライターで成果を出せなかった人が自分を正当化するために「やめとけ」というケースもあります。自分が挫折したことで誰かが成功するのはイヤ…という心理が働くこともあるようです。
詐欺案件が存在する
残念ながら、Webライターの業界には詐欺的な案件も存在します。
特に多いのが、Webライター初心者を狙った悪質なスクールの勧誘、アフィリエイトサイトへの誘導、相場より安すぎる報酬での発注などです。Webライターになりたいという気持ちを悪用するケースが多く、時間や労力、場合によってはお金を無駄にしてしまうこともあります。
ほとんどの発注者は「Webメディアを充実させたい」「読者に役立つコンテンツを作りたい」という目的で案件募集をしています。しかし、悪質な案件を発注し業界全体のイメージを悪化させている人がいることも事実です。
検索窓にネガティブな言葉が並んでいる
Googleなどの検索窓に「Webライター」と入力すると、「胡散臭い」の他に「やめとけ」「やばい」「稼げない」などネガティブな情報が表示されることがあります。これにより、Webライターに対して悪いイメージを持つ人もいます。
検索キーワード候補には、「いくら稼げる」「始め方」などユーザーの検索傾向が反映されるケースがほとんどです。一方で、マイナスなイメージにつながるサジェストキーワード(ネガティブな言葉)が含まれてしまっていることもあります。
せっかくWebライターに興味を持って検索したのに、ネガティブな言葉が並んでいては不安な気持ちが強くなってしまいますね…。
果たしてWebライターは本当に胡散臭いのか?
Webライターが本当に胡散臭い仕事なのかは、実際にやってみた人、特に長く続けている人に聞くのが一番です。SNSやnoteなどで情報発信しているWebライターの話をチェックしてみましょう。
私はというと、Webライター歴10年目に突入しました。正直なところ、Webライターを始めるときは「本当に大丈夫なのか?」「ちゃんと支払われるのか?」と不安な気持ちがありました。
もともと石橋を叩きまくって壊してしまい渡れなくなるほどの慎重派なので、一歩を踏み出すのはとても勇気がいりました。当時はWebライターに関する情報も今より少なかったので、恐る恐る始めた次第です。(情報が多すぎると身動きできなくなるので、結果的によかったのかも…)
これまでに多くの案件をこなしてきたわけですが、ありがたいことに詐欺案件に遭遇したことはありません。クラウドソーシングサービスのメッセージ内で「サイト外で直接依頼したい」と言われたときは、「直接取引に該当するおそれがあるため辞退させていただきます」とお断りしました。
本サイトを介さずに行う直接取引やそれを勧誘する行為、又は、勧誘に応じる行為。(本サービスで取引開始をした会員と再度取引する場合を含む)

「ランサーズ」ではサイトを経由しない取引は禁止されているよ。利用規約には、発覚したら損害賠償金や違約金が発生すると記載されているので要注意。
大手のクラウドソーシングサービスは利用規約がしっかりしているので、初心者でも安心してWebライターの仕事を探せます。
世間のイメージはあくまで「イメージ」
世間のイメージは、実際の状況を反映しているわけではありません。イメージはあくまで「イメージ」です。
嫌なことや悲しいことのほうが記憶に残りやすいように、「自分のペースで働ける」「未経験でも始めやすい」といったメリットよりも、「胡散臭い」「怪しい」といったネガティブなイメージのほうが強くなりやすいのかもしれません。
もちろん、成功したWebライターがいる一方で、失敗する人もいるのは事実です。まずは胡散臭いというイメージに惑わされず、自分で調べて確かめてから判断することをおすすめします。
【Webライター】怪しい案件の見極め方5つ
Webライターとしての活動が上手くいくか失敗するかは、怪しい案件の見極め方を知っているかどうかで決まると言っても過言ではありません。
怪しい詐欺案件に引っかかってしまうと、時間・労力・お金を無駄にしてしまうので注意しましょう。
ここからは、Webライターとして活動する上で知っておきたい怪しい案件を見抜く方法を5つ紹介します。
発注者の基本情報が詳しく書かれていない
発注者の基本情報が薄っぺらい案件は、怪しい案件の可能性があるので注意しましょう。
信頼できる発注者は、会社名や連絡先、実績などの基本情報をしっかりと記載しています。応募する前に、会社が実在するかどうか、どんな活動をしているのか、口コミはどうかなど詳しくチェックしておきましょう。
情報が不十分な場合や会社が実在していない場合は、応募を避けたほうが無難です。
記事の掲載先を明示していない
発注者が記事の掲載先を明示しているかも重要なポイントです。詐欺目的の案件には掲載先が存在しないので、募集内容に明示することができません。
具体的なサイト名や媒体を指名している発注者は、募集の放置やキャンセルも少ない傾向にあります。募集の放置やキャンセルをする発注者は、相場を知りたいだけだったり、提案時に構成案を提出させて搾取するのが目的だったりするため注意しましょう。
信頼できる媒体であれば、安心して執筆できます。
募集内容が曖昧で具体性に欠ける
募集内容が曖昧な案件は、想定していた作業ではなかったり受注後に作業が増えたりする可能性があります。トラブルを避けるためにも、募集内容が詳しく書かれている案件を選びましょう。
募集内容が具体的であればあるほど、信頼性が高まります。
- 依頼する目的
- 作業範囲
- 文字数
- 報酬
- 納期
- 修正対応の有無・回数など
仕事内容や報酬、納期などが明確に記載されている案件は、安心して応募できます。
参考記事を明示してくれる発注者であれば、どんな記事をイメージしているのか共有できるので、認識のズレを防ぎやすくなります。
実績がない・低評価が多い
発注者の実績や評価は、必ず確認しておきましょう。
これまでに仕事のやり取りをした人がどう感じたのか、問題がなかったかなどを把握できます。実績が豊富で過去の案件で高評価を得ている発注者であれば、安心してやり取りができるでしょう。
「ランサーズ」では、発注者と受注者の双方に評価制度を設けています。「満足」「残念」のいずれかで評価し、依頼の分かりやすさやコミュニケーションなど5項目で詳しい評価を付ける仕組みです。
注意したいのが、途中キャンセルを繰り返す悪質な発注者です。途中終了してキャンセルとなった案件には、運営側が「残念」の評価を付けています。せっかく提案してもキャンセルとなる可能性が高いので、こういった発注者には注意しましょう。
単価が相場とかけ離れている
報酬が相場とかけ離れている場合、怪しい案件である可能性が高いです。安すぎるのはもちろん、高すぎるのも怪しいと言えます。
「ランサーズ」で募集されているWebライターの文字単価相場は、0.5~3円です。
2025年10月某日のライティング案件を文字単価別にチェックしてみます。
| ~0.9円 | 25件 |
| 1~1.9円 | 43件 |
| 2~2.9円 | 20件 |
| 3~3.9円 | 6件 |
| 合計 | 94件※ |
※文字単価が記載されている案件のみ
3円以上の高単価案件は、専門知識が求められる医療系案件、サービスの利用を前提とした案件が中心でした。未経験からWebライターを始める場合は、0.5~1円の案件がおすすめです。
クラウドソーシング「ランサーズ」会員募集 (無料)怪しむ家族に理解してもらうにはどうすればいい?
世の中の「胡散臭い」「怪しい」という声は放っておけばいいのですが、相手が家族となるとそういうわけにも行かない場合があります。強行突破もできますが、雰囲気が悪い状態が続くのは避けたいものです。
Webライターの始め方として、スクールを受講してライティングスキルを身に付ける方法もあります。この場合は、お金が発生するので特に家族とはしっかり話し合っておきましょう。
Webライターの仕事が胡散臭いと感じる1番の理由は「詳しく知らないから」なので、まずは受注から報酬受け取りまでの流れや実際にどのような記事を書くのかなどを具体的に伝えましょう。

難しい言葉は使わないこと!「SEO」「オウンドメディア」「ペルソナ」など、聞きなれない言葉を使うと一気に怪しむ気持ちが増してしまうよ…。
- SEO⇒Googleで検索したときに最初のページに表示されるための方法
- オウンドメディア⇒企業が運営しているサイトやブログ
- ペルソナ⇒記事を読む人のイメージ像
自分が知らない言葉が3つ以上続くと、理解しようとする気持ちが一気にしぼんでしまうと言われています。できるだけイメージしやすい簡単な言葉で説明するのがポイントです。
黙ってコソコソやっていると余計に怪しまれてしまうので、やっていることはオープンにして家族を安心させましょう。案件を受注できるようになったら、報酬が入金された明細や実際に掲載された記事を見せるのもおすすめです。
言葉だけで伝えるよりも形のあるもので伝えたほうが分かってもらいやすくなります。
悩むよりまず行動!結果と信頼は日々の積み重ね
今回は、Webライターが胡散臭いと言われる理由と怪しい案件の見極め方について解説しました。
Webライターに対してネガティブなイメージを持つ人はそこそこいて、これからチャレンジしようと思っている人に「やめとけ」「危ないよ…」と言ってくることもあります。実際に詐欺案件も存在するので案件選びには注意が必要ですが、見極め方を知っていれば必要以上に怖がる必要はありません。
結果と周囲からの信頼は日々の積み重ねによってついてくるので、まずはクラウドソーシングサービスに登録してみたり本を購入して知識を深めたりすることから始めてみましょう。

